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カテゴリー「さーどっさんって」の19件の記事

2013年4月 2日 (火)

さーどっさん 神社が嫌いになる

神社には幼い頃から行きました。
神社に行くといつも鈴を鳴らして手を合わせていました。
お賽銭はお小遣いが少ないので投げてませんが。
その当時の家から歩いて10分ぐらいに有り,ちょこちょこ行ってました。
七五三のお参りとか,お祭りとか。
祖母に連れられて綿菓子を買ってもらったり。

しかし,お神楽を観てから嫌いになりました。
あの,おかめとひょっとこのお神楽です。
人を馬鹿にしたようなしぐさ,テンポ。
気持ち悪い。
優雅ではありません。
盆踊りのような感じもしません。

それ以来,神社は嫌いになりました。
前世で何かされたのでしょうか。
気色悪いのです。

2012年10月23日 (火)

さーどっさん この世の最初の記憶

誰かに肩車されているのか,高い位置から見た踏切警報器の点滅する警報灯だ。
それが「ピカン,ピカン」と点滅し,その周りは薄ぼんやりしてる。
どこの踏切かわからない。
家に帰ると,その警報灯のまねをよくしていたそうだ。

記憶からすると,それがこの人生の最初の光景だ。

2012年10月14日 (日)

さーどっさん 幽霊を見る

左に寝返りをした。
ふっと目を開けると白いものが見えた。
何だろうなあ,こんな夜中に。
ぼーっとしていたが,それは白い着物の裾の部分だ。
何で人が立ってるんだろう。
で,そのまま疑問を解く事をせず寝てしまった。

翌朝,それを思い出して,寒気がした。
見てる時は何と思わなかったが,考えてみたらうちには着物をそれも白い着物を着てる人なんていない。
そんな夜中に枕元に立つなんて。
それに場所を狭く,立つには無理がある。

家の人に話したら,「先祖でも様子を見にきたんだろう」などと平気で言う。

それ以来,幽霊は見てないと思う。

2012年10月 7日 (日)

さーどっさん 盲腸の手術を想像

お寺にある幼稚園に通ってました。
ある日,「染谷君は盲腸の手術をするのでお休みです」と先生が言いました。
そうか,おなかを切るのか〜。
頭に浮かんだのは,おなかをつまんで引き上げ,水平に切る動作でした。
いやー,痛そうだなー。
円い穴のあいたおなかを想像しました。

同じ頃,親戚の人がおなかの手術で入院しているというので,お見舞いに行きました。
ベッドに横たわっているおなかのあたりの布団はふくらんでました。
やはり,おなかをあんなふうに切ったんだ。
と,おなかの辺りをじ〜っと見てました。

メスをおなかに刺して切ることを知ったのは大分あとの事でした。

2012年10月 1日 (月)

さーどっさん お化けを見る

「うちに泊まっていぐか」って,親戚のおばさんに言われ,喜んで泊まる事にした。

夕食も終わって,床についた。

どのくらいたったのか目が覚めた。
多分,夜中だと思う。
部屋の中は真っ暗。
あたりを見ても何も見えない。
しんと静まり返っている。
目がさえてなぜかなかなか寝つけない。

天井は長い年月で黒っぽくなっていた。
何の気なしに,その天井の隅のあたりを見た。
しばらくして,小さな穴が開いたように見えた。
「あれ?」
目を凝らして見ていると,そこから指のようなものが見えた。
「はっ!」
その指のようなものには顔があって,キョロキョロしてるようだった。
その顔がこちらを見た。
動けなかった。布団にもぐれずにいた。
目が合った。
次の瞬間。
その顔が大きくなって目の前まで迫ってきた。
大きな目をくるくる回して,べろべろバー,の格好をして見せた。
でも何も聞こえない。
そして,すーっと穴に戻っていった。
最後にまたキョロキョロして穴の中に消え,その穴もなくなった。

何だか信じられなかった。でも,確かに見たんだ。

翌朝,その天井の隅を見たけど,何もなかった。

しばらくして,大阪の落語家の「露の五郎」が同じような話をしていたので,確かにいたのだ。
なんでも「福の神」だそうです。

今でも時々天井の隅を見てます。

2012年9月23日 (日)

さーどっさん 夏みかんを拾う

商店街を歩いていると,
前を歩く人の買い物カゴから夏みかんが落ちた。
教えてあげなくちゃあ。
「夏みかん落ちましたよ。」
その叔母さは振り返ると。
「ありがとう。ごほうびに,あげるわ。」

いいことをしたなあ,と思って嬉しくて持ち帰って食べた。

何年も経って,
「落としたものはいらないから,くれたのかな?」
と思ってしまった。
成長したからこんなふうに思い起こしたのだろうか。
鮮やかだった思い出の夏みかんの色が,少しく暗くなった。

2012年9月20日 (木)

さーどっさん 怪しいおじさんに声をかけられる

家の前で遊んでいたら、
知らないおじさんに声かけられて写真を撮ってくれた
親に話したら,
「知らないおじさんのゆうことをきいたらダメでしょ,
誘拐されるかもしてないんだよ」と叱られた。

それからは遊びに行くたびにキョロキョロあたりを見渡した。
しばらくして,ちょっと油断してしまった。
気配を感じて振り返るとそのおじさんが見下ろしていた。
「あっ」
息を呑んだ。
すると1枚の写真をくれた。
そこには天下泰平のニコニコ顔の僕と仏頂面の妹が写っていた
な〜んだ優しいおじさんだったんだ。

2012年9月19日 (水)

さーどっさん あーそんべ

今日も田舎の子が遊びにきた
「さーどっさん,あーそんべ」
さーどっさんだって へんなの
「はぁ〜あぁ〜い!」

田舎の子と刈り取った田んぼで,稲わらを積み上げて車の形にして,ドライブごっこをして遊んだ。

今思い起こそうとしても,どんな顔立ちだったか,年のころはいくつぐらいか,背はどのくらいか,思い出せない。
でも田舎の匂い,稲わらの肌に触る感覚,声や気持ちの優しい男の子だった事は覚えてる。

2012年3月31日 (土)

さーどっさん 道端の溝

道端に溝がある。

溝には水たまりがあった。

その溝に入ってしゃがんでみる。

顔を上げると、広い道の向こうにうちが見える。

水たまりをのぞき込む。

なんかいる!

おかしいな、見つからない。

時々顔を上げると、広い道を人が歩いてく。

水たまりをもう一度よーく見る。
すきとおった水たまりを。

2012年3月24日 (土)

さーどっさん 目の前にヤギのお尻

納屋の陰で杭につながれてるヤギを見ていた。

2頭のヤギが地面の草を食べている。

ヤギって何でヒゲが生えているんだろ。

そのうちに1頭のヤギがお尻をこっちに向けた。
そしてしっぽを上げた。
なにすんのかな〜。

そのお尻から豆のようなものがころころ、いっぱい出てきた。
地面に少し積もった。

何だか悪いものを見ている気がして、立ってうちの中に入った。

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